影の彼方から、聴こえる音楽。江﨑文武の傑作ファーストアルバム『はじまりの夜』が待望のアナログ化

2023年5月に発売された、音楽家・江﨑文武のファーストアルバム『はじまりの夜』。 電灯が存在しない時代、日本の美の感覚と感性を綴った谷崎潤一郎の名著「陰翳礼讃」をアルバムコンセプトに据え、日没から朝日を迎えるまでのとある一夜、陰翳の世界と交錯する光を音楽で描いた一枚。 発売から1年余りを経て、江﨑のソロ作品として初のアナログ化となる。

全編を通した江﨑の作曲、ミュート・ピアノの演奏、サウンドに迎え入れられたのは、多彩な才能のアーティストたち。 Sweet William、角銅真実、松丸契、荒井良二、手嶌葵、mei ehara、木原健児と、ジャンルも活動領域も様々な7組との共作が実現。 ピアノソロ、ビートミュージック、子守唄、ジャズ、童謡、アンビエント、ポストクラシカル等、多様な曲想と表情が溶け合いながら浮かぶ、全36分の幻想的なサウンドスケープ。 予約受付はこちら。 【江﨑文武(えざき あやたけ)プロフィール】

音楽家。1992年、福岡市生まれ。4歳からピアノを、7歳から作曲を学ぶ。東京藝術大学音楽学部卒業。東京大学大学院修士課程修了。WONKでキーボードを務めるほか、King Gnu, Vaundy、米津玄師等、数多くのアーティスト作品にレコーディング、プロデュースで参加。映画『ホムンクルス』(2021)、テレビ朝日プレミアムドラマ『黄金の刻〜服部金太郎物語〜』(2024)をはじめ劇伴音楽も手掛けるほか、音楽レーベルの主宰、芸術教育への参加など、多様な領域を軽やかに横断して活動を続ける。

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