『鉄腕DASH!!』でおなじみの観光スポット“三浦半島”の新たな施策!桝太一も参加する海の豊かさを守るプロジェクトとは

『三浦半島ブルーカーボン推進会議』が発足され、神奈川県横須賀市・鎌倉市・逗子市・三浦市・葉山町の共同記者会見が5月17日・横須賀美術館で行われた。

『ブルーカーボン』とはアマモなどの海草や海藻など、海の生物の作用で海中に取り込まれる炭素のこと。吸収源対策の新しい選択肢として世界的にも注目されており、磯(いそ)焼け対策を進めることで、脱炭素の取り組みも進んでいる。

今回三浦半島4市1町では『三浦半島×ブルーカーボン』を掲げて磯焼けやブルーカーボンの取り組み内容を共有。
さらに日本テレビでは開局70年を機に『日本列島ブルーカーボンプロジェクト』をスタートしており、放送での取り上げとともに、今回「三浦半島からプロジェクトを始動したい」と地方創生応援税制などによる寄付を実施した。

会見に出席した横須賀市・上地克明市長は「三浦半島は運命共同体。今までも一緒に生きてきた。海洋都市として発展していきたい」と熱い思いを語ると、「三浦半島から地道に一歩ずつ進めていくことでいつか同じ課題を抱えている全国の自治体の先駆けとなれるように願っています」と話した。

また、今回の取り組みには元日本テレビアナウンサーで同志社大学ハリス理化学研究所専任研究所員の桝太一助教も学術監修として参加。「『ザ!鉄腕!DASH!!』という番組を通してこの三浦半島という場所が素晴らしい海であるということをよく知っているつもりです。三浦半島から始まって最終的には日本全国にこのブルーカーボンの取り組みが広がっていってほしい」と奮起した。

“4市1町が連携することによるメリットは?”との質問にも桝助教は「4市1町のみなさんの連携というのは海洋科学としてはすごく意味のある意義の深いこと。できることなら東京湾一体で1つの取り組みに向かっていってほしい」と切望した。

会見には4市1町の市長・町長が参加し、主な取り組み内容が共有。日本テレビ放送網株式会社からは総額2400万円の寄付の贈呈式が行われた。

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