そろそろ「蚊」の季節、去年買った「虫よけ」使っても大丈夫?薬剤師に聞いてみると… タイプによっては使用を控えた方がいいものも

17日の山陰地方は、日差しが戻り各地で夏日となりました。
日に日に近づく夏ですが、夏と言えば、「蚊」ですよね。
そろそろ「蚊」が出始めて、去年買った虫よけを探し始めたという方、
ちょっとお待ちください。

日に日に近づく…夏。となると気になり始めるのが「蚊」。
そして。

畜産農家 奥山俊二さん
「蚊よりもサシバエ、アブ。ああゆうのが心配」

鳥取県南部町でウシを育てる奥山さんが気にするのがこれからの時期に発生し始める「サシバエ」や「アブ」などの吸血昆虫。刺されるとウシもストレスとなるとのこと。

畜産農家 奥山俊二さん
「ちかちかやられるのは嫌ですし、なんぼ暑くても長袖でやってまして」

ウシにとっても人にとっても、虫に悩まされる夏はすぐそこまで近づいています。
そして…。

これからの時期に欠かせない虫よけ。
売り場には様々な種類がありますが、選ぶ際には注意点があるといいます。

しんまちキンタカ 木村幸美 管理薬剤師
「虫よけ色んな種類があるんですけど、年齢によって使えるものと使えないものがありますので、そのあたりを気を付けていただきたいです。例えばこれは効果が高い虫よけですが、12歳未満の方には使えなかったり、6か月以上にならないと使えないとか色々種類があるので、必要であれば薬剤師に相談していただけると嬉しいです」

売り場には、ハッカ油などを使用した年齢問わず使えるものや、虫よけと紫外線対策が同時にできるものなども販売されていて、目的に合わせて購入してほしいといいます。

また、去年買った虫よけ、タイプによっては使用を控えた方がいいものも…

しんまちキンタカ 木村幸美 管理薬剤師
「底に使用期限が書いてあるんですけど、こちらは未開封の時の期限なので、開けて使われたら、ワンシーズン使ったら次のシーズンは新しいものに交換してください。中身が変質している可能性が高いので。こちらのスプレータイプのものは、中が密封されていますので、こちらは使われても大丈夫だと思います」

ミストタイプやシートタイプは、使用期限に注意が必要だということです。

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