監視委員会が評価 柏崎刈羽7号機再稼働に向け順調「安全対策の継続が肝要」【新潟】

カストー委員ら国内外の専門家からなるレビューチーム

東京電力の諮問機関である原子力改革監視委員会の委員が、柏崎刈羽原発の運転員の訓練を視察し「7号機の再稼働に向けた準備が順調に進んでいる印象を受けた」とコメントしました。

4月、就任したカストー委員ら国内外の専門家からなるレビューチームは、13日から原発構内の安全対策や運転員の訓練などを視察してきました。最終日の17日は、7号機の稼働中に大地震が発生し停電したことを想定した訓練を見学。運転員による被害状況の把握をはじめ、情報共有のためしっかりとコミュニケーションがとれているかどうかを確認しました。

■原子力改革監視委員会 チャールズ・カストー委員
「チームの結論としては、柏崎刈羽発電所7号機の再稼働に向けての準備が順調に進んでいるという印象。」

カストー委員は、運転員に安全対策の改善の取り組みを継続するよう伝えたということです。監視委員会は、今後も月1回原発を視察をする予定です。

© 株式会社新潟テレビ21