生田斗真&中村倫也 古田新太が太鼓判「日本で最も信頼できる2枚目」

中村倫也(左)と生田斗真

俳優の生田斗真(39)、中村倫也(37)古田新太(58)が17日、大阪市内で行われた劇団☆新感線最新作いのうえ歌舞伎「バサラオ」(10月5~17日=大阪・フェスティバルホール)の取材会に出席した。

劇団☆新感線44周年公演で、生田の生誕39年を記念して〝サンキュー公演〟とも言われる。幕府と帝が争う混乱の時代を背景に、美しさを武器に天下取りをもくろむヒュウガ(生田)とその軍師・カイリ(中村)によるダークスペクタクル作品だ。

役柄について生田は「ヒュウガという役は悪と美を持ち合わせたキャラクターですし、自分としては非常におそれ多いのですが、大胆に暴れ回りたいと思っています。美で世界征服を企む男の魅力と浅はかさを精いっぱい届けたいと思います」と意欲を語った。

また、中村は「ちょっとじとっとしたものも持っているイメージ。それを出すかはわからないですが。見どころは、歌に踊りに『圧倒的スターの存在』というところでしょうか」と語った。

2人について古田は「今、日本で最も信頼できる二枚目(俳優)。この2人さえ出しておけば地方公演は(席が)埋まるだろう」とコメント。

最後に劇作家・いえのえひでのり氏は、生田が2011年の舞台「わが友ヒットラー」でアドルフ・ヒットラー役を演じた際を振り返り「膨大なセリフで、集中力切れたら終わるみたいな役でね。それを見事にやって。博多弁でいう『立派な役者になりんしゃったね』」と大絶賛。さらに「いろんな役柄、わきに回っても仕事ができる。信頼できる俳優さんの一人になったのではないか」と太鼓判を押した。

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