スーパー「さとちょう」を運営していた「佐藤長」の再生計画案 債権者集会で可決/青森・弘前市

民事再生手続きを申し立てているスーパーマーケット「さとちょう」を運営していた佐藤長が作成した再生計画案が、債権者によって可決されました。

弘前市で開かれた佐藤長と関連会社青森食研の債権者集会には、およそ70人が集まりました。

申立人代理人の弁護士によりますと、事前に配布されていた再生計画に基づき、初回の返済で佐藤長は、2億円を金額に応じて弁済することなどが可決されたということです。

青森県の津軽地方を中心にスーパーを展開した「佐藤長」はおよそ63億円、「青森食研」は6億円の合わせて69億円余りの負債を抱え、金融機関から融資を受けられなくなっていました。

【佐藤長 佐藤譲社長】
「今後は速やかに債権者への支払いを進めていきたいと思っております。改めまして本当に皆様にご迷惑をお掛けし申し訳ございませんでした」

今後については、裁判所による認可決定などを経て、7月には債権者への弁済を行うということです。

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