中学生の定期テスト前の勉強時間は平均1日3時間半、テスト準備は約4割が2週間前から開始【「塾選」調べ】

DeltaXは、同社の運営する塾選びサービス「塾選」が、中学生の子どもを持つ保護者を対象に実施した、「中学生の定期テスト前の勉強時間」に関する調査結果を5月15日に発表した。同調査は3月に行われ、100名から有効回答を得ている。

調査対象者に、自身の子どもは定期テストの有無に関わらず、日常的に学校の宿題や塾の授業を除いた自主的な家庭学習をしているかを尋ねたところ、「家庭学習をしている」とする回答が72%を占めた。

普段の勉強時間を尋ねた質問では、1日あたり平均1時間半となっている。学年別でみると、中学1年生では約1時間、2年生では約1時間38分、3年生では約1時間51分と、学年が上がるにつれて平均勉強時間が増加した。

定期テスト前に勉強時間が増えるかを尋ねたところ、「増える」という回答が約8割を占めており、具体的には平均で約2時間の増加となっている。普段の平均勉強時間である約1時間半と合わせると、テスト前は、中学生の1日あたりの平均勉強時間が約3時間半になることがわかる。また、勉強時間の増加についての詳細な回答は、「1時間~1時間半」が21%でもっとも多く、「1時間半~2時間」(20%)がそれに続いた。また、勉強時間が2時間以上増える中学生は約4割に達している。

学校の定期テストはどれくらい前から準備をしているかを尋ねた質問では、「2週間前」(37%)が最多となり、「1週間前」(29%)がそれに続いた。

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