新茶の季節です。
長崎県内最大のお茶どころ、東彼杵町でそのぎ茶市が始まりました。
「そのぎ茶市」は江戸時代初期に長崎街道の宿場町で開かれた「六斎市」が始まりとされています。
2024年は、67の店が並びました。
初日の17日は晴天に恵まれ、お茶の生産者や茶商の店では香り高い新茶がふるまわれました。
佐世保から
「最高においしい。1年中そのぎ茶(を飲んでいる)」
ききづ製茶園 喜々津 雄一 代表
「天候に恵まれて色、味、香り、いいお茶が採れています。ぜひ彼杵のお茶を楽しみに来てください」
そのぎ茶は、お茶の品評会で日本一に選ばれるなど全国的にも高い評価を受けています。
新型コロナウイルスの感染拡大を乗り越えて、茶市ならではの光景も帰ってきました。
島原から
「今年初めて(来た)。(つかみ取りができるとは)思わなかった。楽しかった」
新茶の詰め放題は1000円台と、お得感も人気の理由です。
島原から
「毎年来てます。楽しみにしています、いつも」
池田茶園 池田 亮さん
「たくさん来てもらい、今まで通りにお客様と接することができてとてもうれしい」
水出し緑茶で炊いたお茶ご飯や、スイーツも楽しめるそのぎ茶市は19日まで開かれます。