ピヨピヨ鳴きながら可愛らしくよちよち歩き 国指定の天然記念物「比内鶏」などのひなを公開 秋田・大館市

秋田朝日放送

ピヨピヨと鳴きながら、よちよち歩く姿に和まされます。2024年ふ化した天然記念物の比内鶏など秋田三鶏(あきたさんけい)のひな7羽が公開されました。

秋田県大館市の秋田三鶏記念館では、種の保護と継承のため県内の飼育員から2024年は約300個の卵を3回に分けて預かり、ふ化作業を行っていて、17日までに25羽がふ化しました。

県指定の天然記念物「金八鶏(きんぱどり)」は背中の黒い毛が特徴的です。国指定の天然記念物の「比内鶏」は黄色い毛に覆われ、「声良鶏(こえよしどり)」は、灰色の毛が混じり、頭から背中にかけてのしま模様が特徴的です。この3種類を秋田三鶏と呼んでいます。

ひなは体長7センチ程の状態で生まれ、1カ月後の飼育員への引き渡しまで記念館で育てられます。ひなの様子は7月6日まで秋田三鶏記念館で公開される予定です。

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