「江戸時代末期の庭園をこの機会に楽しんで」 八戸南部氏庭園 春の開園/青森・八戸市

旧八戸藩の庭園が17日から一般公開されています。

八戸市売市にある八戸南部氏庭園は、江戸時代末期の1847年に八戸藩9代藩主、南部信順公によって造られた庭園です。

およそ5500平方メートルの園内は、水を使わずに海や川などを表現する枯山水様式が用いられています。

一般公開初日の17日には、地元の人などが次々に訪れ、郷土の歴史に思いをはせるとともに、見頃となっているツツジの花や木々の緑に彩られた景色を楽しんでいました。

【来園者】
「とっても本当に緑がきれいで(自宅が)近くなのでうれしいなと思いまして、春と秋必ず来るようにしていました」

【ボランティアガイド 関向敏子さん】
「大名庭園ですので、南部信順公も相当熱を入れて造ったと思われます」
「この春の(開園の)機会においでになって、花を楽しんでいただいたらと考えています」

八戸南部氏庭園の「春の開園」は20日までです。

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