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岩手県の達増知事は17日の定例会見で、「安全確保した上で、必要な場合は使用を認められるべき」と現在は規制されている市街地での猟銃使用について、国に弾力的な運用を求める考えを示しました。
県内では昨年度、人身被害が過去最多の46件発生し、一戸町と八幡平市で襲われた女性2人が亡くなっているほか、市街地での被害も多発しています。
市街地での猟銃の使用は鳥獣保護法で規制されていますが、達増知事は会見で、「市街地での銃器の使用については去年、北海道・東北知事会でクマ対策を政府要望したときも盛り込んだ」とした上で、「安全を確保した上で、銃を使うことが必要な場合は市街地での使用も認められるべきだ」という考えを示し、岩手からも働きかけたいと述べました。