大谷翔平 長者番付13位!年俸入らずとも収入は莫大、“野球界の星”に

米経済誌フォーブス(電子版)は5月17日、世界のアスリートの長者番付を発表し、1位はサッカーのクリスティアーノ・ロナウドで2億6000万ドル(約403億円)。2位はゴルフのジョン・ラームで2億1800万ドル(約338億円)、3位はサッカーのリオネル・メッシ(約209億円)だった。

大谷翔平は8530万ドル(約132億2000万円)で13位に入った。発表された上位50選手ではメジャーリーガーのトップで、日本人では唯一のランクインとなった。

金額は選手としての年俸等、賞金やスポンサー収入で算出されていて、大谷はグランド内で2530万ドル(約392億円)、グラウンド外で6000万ドル(約930億円)を稼いだという。

「大谷は昨年12月にドジャースとプロスポーツ界最大の10年総額7億万ドル(約1015億円)の契約を結んでいますが、変則の払いになっています。今季の年俸は200万ドル(約2億9000万円)で、総額の97%が契約終了後の2034年から2043年の間に分割で後払いされる契約なんです。なので、本来もらうべき年俸が入っていなくても132億円強を稼ぐ。

また現在もポルシェ、ニューバランス、興和などとスポンサー契約をしていますが、企業は大谷と契約したくて待っている状態。どんどんスポンサードする企業は増えていくでしょう。となれば近い将来、大谷が世界中のアスリートたちのなかで、稼ぎでもトップに立つことになるでしょう」(経済誌記者)

長者番付トップ10の内訳を見ると、1位のロナウド以下、サッカー選手が5選手、バスケットボールが3選手、ゴルフ1選手、アイスホッケー1選手となっている。残念ながら野球でトップ10入りしている選手はいない。その事実からもアメリカ4大スポーツ(アメリカンフットボール、バスケットボール、アイスホッケー、野球)に比べ、野球人気が停滞していることがわかる。

大谷の活躍は日本人の希望というだけでなく、野球界の希望でもあるのだ。

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