ご飯が炊けた後に、かき混ぜる必要はあるの? タイガーの回答によると…

※写真はイメージ

あなたは、ご飯が炊けたら、そのまますぐ器によそっていますか。

炊飯器からご飯を茶碗に盛り付ける時を、思い出してみてください。

十字に切ったり、軽くかき混ぜたりしてから、よそっている人も多いのではないでしょうか。

ご飯が炊けた後にかき混ぜるのには、意味があるの?

炊飯後のかき混ぜる行為が、本当に必要かどうか、疑問に思う人もいるでしょう。

そんな疑問に、電気製品メーカーで知られるタイガー魔法瓶株式会社が応えていますよ。

同社のウェブサイトによると、ご飯が炊けたら、すぐにほぐしたほうがいいとのこと。

炊きたてのごはんには、お米の表面に余分な水分がついています。ほぐさないで放置すると、表面に残った水分がごはんをふやかしてしまい、ごはん粒同士がくっついて、かたまってしまうため食感が悪くなります。炊き上がり後すぐにほぐしていただくことで、余分な水分がとんで、ごはんにつやが出て食感も良くなります。

炊飯後にそのまま放置をしていると、米の表面に残った水分によって、米同士がくっつき、食感が悪くなってしまうといいます。

米の水分をとばして、食感をよくするためにも、炊けたらすぐにほぐすようにしましょう。

また、ほぐす時のポイントを、以下のように解説しています。

炊き上がった表面をしゃもじで十字に切り、ブロック毎に内なべの側面からしゃもじを入れて、底からしっかり持ち上げるようにほぐします。

米の粒を潰さず、全体をまんべんなく混ぜるためにも、十字に切るのがいいのだとか。

混ぜる時は、ふんわりと持ち上げるようにほぐすのがポイントですよ。

炊飯後に、ご飯をかき混ぜるには、しっかりとした理由があったようです。ちょっとしたひと手間で、ご飯の食感が変わるとは驚きですね。

ご飯をよりおいしく食べるためにも、炊けたらすぐに、ほぐすようにしましょう!


[文・構成/grape編集部]


出典

タイガー魔法瓶株式会社

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