トレンドの「淡色コーデ」。40代女性はブラウンを取り入れるとあか抜ける!

白やベージュ、パステルカラーなどを組み合わせた「淡色コーデ」が人気です。40代の女性が「淡色コーデ」にトライするなら、シックなブラウンを取り入れるとあか抜けて見えます。

ファッションコーディネートサイト「WEAR(ウェア)」で人気の「淡色コーデ」。コーディネートを白やベージュ、パステルカラーなどの淡い色でまとめたり、ベージュ~ブラウンの濃淡でまとめたりする方法です。 女子大生によく見られる「量産型女子(編集部注:まわりと同じような髪型、メイク、ファッションを好む女性)」の典型コーデでしたが、根強い人気があり、今では幅広い年代の女性の間で受け入れられています。 しかし、淡い色は軽やかで柔らかいイメージがあるので、ともするとふわふわした夢見がちな少女のようになってしまいがち。40代の女性が「淡色コーデ」にトライするなら、濃い色、暗い色を取り入れて、引き締まった印象を取り入れた方がいいでしょう。 スタイリッシュな黒よりも、シックなブラウンの方が、淡色コーデの柔らかい印象にマッチします。これから夏に向けて薄着になっていく季節には、ブラウンのバッグを取り入れるのもおすすめです。 40代女性の淡色コーディネートの成功例を4つ、ご紹介します。

1. ホワイト~ベージュにブラウンのショルダーバッグ

出典:WEAR

まずは、淡色のコーデの基本「ホワイト~ベージュ~ブラウン」のコーディネートを見ていきましょう。 この写真はタンクトップと長袖シャツを白、パンツとパンプスをベージュでそろえたコーディネート。ブラウンのミニショルダーバッグを首にかけてポイントにしています。ネックレス、イヤリング、リングなど、ゴールド系のアクセサリーをつけて華やかに。パーソナルカラーのイエベ(イエローベース)に似合うコーディネートです。

2. ベージュ~ブラウンにブラウンのハンドバッグ

出典:WEAR

パーソナルカラーのブルベ(ブルーベース)は、ベージュやブラウンがやや苦手。ベージュやブラウンを着る際は、クールな色みのアイテムを選び、シルバーを取り入れるとあか抜けて見えます。 この写真は、淡いベージュのキャミソールとパンツに淡いブラウンのジャケットを合わせ、ブラウンのハンドバッグを差し色にしたコーディネート。パンプスやアクセサリーをシルバーにして、クールな印象に整えています。

3. パステルブルー×ホワイトにブラウンのショルダーバッグ

出典:WEAR

続いて、パステルカラーを取り入れた淡色コーデを見ていきましょう。 この写真は、パステルブルーとホワイトのコーディネート。フリルビスチェをレイヤードしたようなデザインシャツとマーメイドフレアスカートは、トレンド感のあるデザイン。ショルダーバッグとパンプスをブラウンにして、ゴールド系のアクセサリーをつけています。イエベ向きのコーディネートです。

4. パステルオレンジ×ホワイトにブラウンのかごバッグ

出典:WEAR

トレンドの透け感のあるシアー素材も、「淡色コーデ」におすすめです。 この写真は、タンクトップとパンツを白でそろえ、透け感のあるシアーシャツをビスチェ風にアレンジしたコーディネート。黒に近い濃いブラウンのかごトートバッグを携えて、コーディネートを引き締めています。アクセサリーやサンダルをシルバーでそろえ、クールな印象に。ブルベ向きのコーディネートです。 ブラウンは重厚感がある色。レザー素材はより重たい印象に見えるので、小さめのバッグがおすすめです。荷物が多い人はかごバッグにすると大きめのものでも軽やかに見えますよ。全身が映る鏡でご自分に最適な着姿を探してみてくださいね!

松本 英恵プロフィール

カラーコンサルタント歴20年。パーソナルカラー、カラーマーケティング、色彩心理、カラーセラピー、ラッキーカラー(色占い)などの知見を活用し、カラー監修を行う。執筆、メディア出演、講演、企業研修の講師など幅広く活動。近著に『人を動かす「色」の科学』。 (文:松本 英恵(カラーコーディネートガイド))

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