静岡地区で6月1日デビュー 新しい在来線通勤型電車「315系」JR東海が報道公開 優しく安心感のある快適な空間

静岡地区に18年ぶりの新車両「315系」。JR東海の在来線の新型通勤電車が6月、静岡県内にデビューします。

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<岩崎大輔記者>
「こちらが来月デビューする新しい通勤電車です。電車の顔とも言える先頭部分は、直線を使った幾何学的な形で『先進性』をイメージしています」

静岡市葵区にあるJR東海の車庫で5月17日、報道陣に公開された315系。名古屋地区で2年前にデビューした新型車両で今回、静岡にもやって来ました。静岡地区に新しい車両が投入されるのは18年ぶりのことです。

<岩崎大輔記者>
「車内の特徴は、天井が高く開放感が感じられること。空調にはAIが搭載されています。さらに、防犯カメラを1車両ごと5か所ずつ設置、車いすスペースも各車両にあります。窓ガラスは赤外線、紫外線を99%カットします。さらに座席は従来の車両よりも1cmずつ幅が広くなっていて、とても快適です」

<JR東海静岡支社 大道正彦さん>
「より快適に、安心してお客様にご利用いただだける車両となっています。ぜひ6月の営業開始を楽しみにしていただきたい」

新しい車両「315系」は6月1日から順次、静岡県内を走る予定です。これによりトイレのない古い車両が2024年度末までに姿を消し、全てがトイレ付の車両になります。新しい車両のコンセプトは「優しく安心感のある快適な移動空間」だということです。

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