【Mリーグ】元乃木坂46中田花奈 36人中35位に悔しさ「まだまだだな。未熟だな」

中田花奈

プロ麻雀リーグ「M.LEAGUE」(Mリーグ)の2023―24シーズンが17日、全日程を終えて閉幕した。元乃木坂46の中田花奈、将棋のプロ棋士の鈴木大介を擁する今季初参戦チームのBEAST Japanextはレギュラーシーズンで敗退となった。

注目の〝大型新人〟中田だったが、現実は甘くなかった。レギュラーの個人成績は36人中35位と下から2番目。「大変だろうなと覚悟の上で参加したんですけど、やっぱりまだまだだな、未熟だなと思うことがたくさんあって、チームに迷惑をかけてしまったのが不甲斐なかったのですが、やっぱり麻雀って面白いなとも改めて認識させてもらったいい1年でした」と振り返った。

トップを取れたのは全選手の中で最も遅い1月29日。今季のトップはこの試合だけだった。「トップが取れないことで色んな麻雀をMリーグの舞台で試したり、ぶれてしまったのが自分の中ですごくもったいないことをしたなと思う。ただ自分の型みたいなのが知らないうちにできてしまっていたんですけど、それをブチ破るチャンスにもなったのでそれはよかった。改めて自分の麻雀と見つめ合えるいい時間にでした」

今季の反省点は試合に参加できないまま終わるケースが多かったこと。「だいぶビーストという名前に寄った麻雀に挑戦しているところです。強気な麻雀を練習している。今までの麻雀と違うなと言うところを見せたい」と誓った。

また大介は「自分の想像以上にみんなが、1日大体1回しか出ないんで1半荘勝負になるんですけど、その局にかける執念と言うか、必死度が伝わるような感じで、甘くはなかったというのが率直な感想です」と話した。

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