3回1死、10号ソロを放ちベンチ前で「どすこい」ポーズを決める山川(右から2人目)(撮影・西田忠信)
◆ソフトバンク6―2西武(17日、みずほペイペイドーム)
ソフトバンクは2回、1死三塁から中村晃が先制の左前適時打で均衡を破った。17日からの西武3連戦は乳がんの早期発見や診断、治療の重要性を訴える「ピンクリボン運動」にちなんで、選手も特別ユニホームを着用した。本拠地のペイペイドームはベースや看板などもピンク色に染まった。今季も成績連動型の寄付活動を行う中村晃の価値ある一打だった。
2回は中村晃の先制打に続き、なお2死満塁となって周東が2点適時打を放ち、序盤で3点を奪った。3回には山川穂高が10号ソロを放って追加点を挙げた。
5回には近藤健介に5号ソロが飛び出し、さらにリードを広げた。
打線の援護を受け、今季4度目の西武戦の先発となったモイネロも好投。今季最多126球で7回を投げきり、1失点で降板した。
7回には栗原陵矢の二塁打で6点目。8回に1点をかえされたが、9回はヘルナンデスが無失点に抑えた。山川が打点を挙げた試合は一つの引き分けを挟んで16連勝となった。