首位ソフトバンク、今季最多の貯金15 山川穂高の不敗神話続く リーグ1番乗りの10号 モイネロ来日最多126球で2勝目

3回1死、10号ソロを放ちベンチ前で「どすこい」ポーズを決める山川(右から2人目)(撮影・西田忠信)

◆ソフトバンク6―2西武(17日、みずほペイペイドーム)

ソフトバンクは2回、1死三塁から中村晃が先制の左前適時打で均衡を破った。17日からの西武3連戦は乳がんの早期発見や診断、治療の重要性を訴える「ピンクリボン運動」にちなんで、選手も特別ユニホームを着用した。本拠地のペイペイドームはベースや看板などもピンク色に染まった。今季も成績連動型の寄付活動を行う中村晃の価値ある一打だった。

2回は中村晃の先制打に続き、なお2死満塁となって周東が2点適時打を放ち、序盤で3点を奪った。3回には山川穂高が10号ソロを放って追加点を挙げた。

5回には近藤健介に5号ソロが飛び出し、さらにリードを広げた。

打線の援護を受け、今季4度目の西武戦の先発となったモイネロも好投。今季最多126球で7回を投げきり、1失点で降板した。

7回には栗原陵矢の二塁打で6点目。8回に1点をかえされたが、9回はヘルナンデスが無失点に抑えた。山川が打点を挙げた試合は一つの引き分けを挟んで16連勝となった。

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