松山の繁華街、治安守りイメージアップへ 県警が夜間の警戒活動開始

松山市中心部の繁華街で移動交番を開き、警戒する警察官=17日午後8時20分ごろ、同市二番町1丁目

 市民が安心して繁華街を歩けるようにと、県警は17日、松山市中心部の繁華街で夜間の警戒活動を始めた。週末や休日前の夜に警察官が繁華街に出向き、「見せる防犯」に取り組む。県警は悪質な客引きや酔っぱらい同士のトラブルの防止などに努め、犯罪認知件数が多い繁華街の治安を守り、イメージアップにつなげたいとしている。

 初回の17日は、松山東署や県警地域課の警察官計6人が午後8時ごろから飲食店や無料案内所が集まる「八坂通り」に面した同市二番町1丁目の駐車場に移動交番車を止め、警戒活動を実施。車の前に机を並べて相談に対応できる態勢を整え、パトロールも行い、にぎわう繁華街の様子に目を光らせた。

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