【巨人】阿部監督 マツダ未勝利も「鬼門っぽく負けたから」と淡々…2失策・門脇への代打策にも言及

渋い表情で球場を引きあげる巨人・阿部監督

巨人・阿部慎之助監督(45)が0―2で敗れた17日の広島戦(マツダ)を振り返った。

試合は先発・戸郷が3四死球と制球を乱しながらも、5回2失点とゲームメーク。打線の援護を待ったが、6安打の広島打線を上回る7安打を記録しながら得点はかなわず…。守備では名手・門脇が2失策と、らしくないプレーもあって細かいミスが目立つ敗戦となった。

計4イニングで得点圏まで走者を進めながら無得点に終わった打線に、阿部監督は「まあ、鬼門っぽく負けたから。バッチリ切り替えます」と今季4戦目にして2敗2分けと未勝利の「鬼門」で完敗宣言。それでも「だけどワンチャンスで同点、というゲームはつくれたので、そこだけは満足しています」と一定の手応えも明かした。

9回には守備で乱れを見せていた門脇に代打・泉口を送る采配を見せたが「(門脇は)守備の人なのでね…ミスは誰にでもありますけど。まあ、泉口にもチャンスを上げようかなと思ってね。切り替えるしかないんでね」と守備職人へ発奮を促した。

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