巨人・戸郷翔征投手(24)が17日の広島戦(マツダ)に先発し、5回2失点。試合も0―2で敗れ、チームの連勝は2でストップした。
珍しく制球に苦しんだ。初回に先頭・秋山に中前打を許すと、続く野間の打席で暴投により一走・秋山は二塁まで進塁。その後二死三塁としたところで4番・小園に右翼線への適時二塁打を浴び、先制点を与えた。
以降も制球が定まらず、3回には2者連続死球などから満塁のピンチが到来。この回こそ無失点でしのいだが、4回には一死一、三塁の場面で秋山の内野ゴロの間に2点目を失った。
それでも5回102球を投げ、2失点と最低限の仕事を果たした戸郷。味方の反撃を待ったが援護点には恵まれず、6回に打席が回ってきたところで代打・岸田を送られてマウンドを降りた。
試合後、戸郷は「いい投球ができなかったらね、チームは負けるんで。そこの責任感というのは強いですし。そういうところが出た試合かなと思います」と自身の責任を痛感。
制球難に苦しんだ投球内容についても「(原因は)それに尽きると思います。制御できないようじゃ試合をつくれないと思うんで。そういうところの反省はしっかりして、次につなげられればと思います」と猛省した。