空砲を放って殉職隊員を悼む 航空自衛隊岐阜基地で追悼式

追悼式で空砲を放つ儀仗隊=17日午前10時30分ごろ、各務原市、航空自衛隊岐阜基地

  各務原市の航空自衛隊岐阜基地で17日、公務中に殉職した隊員の追悼式が行われました。

  午前10時半から行われた追悼式には、遺族や隊員ら計106人が参列しました。

  岐阜基地の殉職者は、1959年から2021年までに訓練中の事故などで亡くなった15人です。

  基地内の慰碑の前では、黙とうに続き、岐阜基地の山本光伸基地司令が「かけがえのない仲間を決して失わないための努力を重ねていく」と追悼のことばを述べました。

  続いて、遺族らが慰霊碑に花をたむけて祈りをささげました。

  このほか、儀仗隊が空に向けて2発の空砲を放ったほか、基地所属の戦闘機などの慰霊飛行があり、殉職者を悼みました。

© 株式会社岐阜放送