【Mリーグ】Piratesが2度目の優勝! 小林剛が連覇宣言「ブッチぎってやりたいと思います」

左から鈴木優、瑞原明奈、小林剛、仲林圭

麻雀プロリーグ「M.LEAGUE」(Mリーグ)2023―24シーズンが17日、最終日を迎え、U―NEXT Piratesが2度目の優勝を達成した。

昨シーズン開幕前に掲げた「圧倒的に勝つ」をまさに体現したシーズンだった。レギュラーシーズンは2位に圧倒的な差を付けた首位、セミファイナルシリーズもトップを維持して通過した。そして迎えたファイナルシリーズ。EX風林火山、KADOKAWAサクラナイツが迫ってきたが、折り返し地点直後の13日に瑞原明奈、鈴木優が連勝を決め大きく抜け出し、2位以下のチームに厳しい条件を突きつけた。最終日も優がトップ、仲林圭が3着でまとめ、ブッチギリの1位でシーズンを締めくくった。

Piratesが優勝するのは2019―20シーズン以来、4年ぶり2度目。2018年に始まったMリーグの歴史で初めて複数回優勝したチームとなった。

閉幕式で藤田晋Mリーグチェアマンから優勝シャーレを受け取ると、全員が笑顔を浮かべた。リーダーの小林剛は「初めての2回目の優勝ということで非常にうれしく思っております。初めての完全優勝と言われて満足しております」

ここまで強い姿を見せたことで当然、来シーズンはMリーグではどのチームも成し遂げていない連覇が期待される。普段は感情の起伏が少ないことで知られ、「ロボ」が愛称の小林は「過去には連覇したチームもありませんし、3度目の優勝したチームもありませんので、うちが3度目の優勝をしてブッチぎってやりたいと思います」と珍しく強気に連覇宣言した。

また個人賞はMVP鈴木優(U―NEXT Pirates)、最高スコアが鈴木たろう(赤坂ドリブンズ)、4着回避率が伊達朱里紗(KONAMI麻雀格闘倶楽部)となった。

© 株式会社東京スポーツ新聞社