グアルディオラ監督、前人未到のプレミアリーグ4連覇へ意気込み「運命は我々の手の中に」

写真:プレミアリーグ優勝へ意気込みを語ったグアルディオラ監督©Getty Images

マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、プレミアリーグ第38節ウェストハム戦を前にした記者会見に出席し、プレミアリーグ4連覇への望みを語った。

最終節までもつれたプレミアリーグ優勝の行方は、マンチェスター・シティとアーセナルに絞られた。首位マンチェスター・シティと2位アーセナルの勝ち点差は「2」と、マンチェスター・シティが勝利すれば、無条件で優勝となる。

最終節ウェストハム戦を前にした記者会見でグアルディオラ監督は、2021-22シーズンの最終節アストンヴィラ戦を引き合いに出し、次のように意気込みを語った。2年前の最終戦では2点のビハインドから逆転勝利を飾り、プレミアリーグ優勝を決めている。

「(試合開始)10分後に3-0でリードしていたいが、それは実現しないだろう。2022年のアストンヴィラ戦のような試合になる予感がする。準備はできているし、厳しい試合になる覚悟はできている」

「選手たちには『(火曜日の)トッテナム戦を見ろ』と言うつもりだ。ウェストハムは我々を倒す準備ができているし、2年前のアストンヴィラもそうだった。選手たちは準備を整え、我々とともに全力を尽くさなければならない」

勝てば無条件で優勝の決まるマンチェスター・シティ。グアルディオラ監督はアーセナルに命運を託すのではなく、自チームの力で優勝を掴みたいと考えているようだ。

「リヴァプールとアーセナルは、我々に運命を握る時を与えてくれた。ここ2、3試合で選手たちに言ったことは、アストンヴィラがエミレーツで勝ち、クリスタルパレスがリヴァプールで勝つようなことは二度と起こらないということだ。我々の運命は我々の手の中にあり、彼ら(アーセナル)が勝ち点を落とすのを待つのは間違いだ」

最後にプレミアリーグ優勝への想いについて「もう一度経験したい」とし、前人未到の4連覇達成に向けて、次のように語った。

「いいパフォーマンスをしなければならないし、『勝ちたい』と考えるだけではだめだ。勝ち取るためには、何かを成し遂げるべきだ。(2022年の)アストンヴィラ戦やトッテナム戦で起きたような悪い瞬間にも耐える必要がある」

© 株式会社SPOTV JAPAN