【蒲郡ボート】中山翔太 相棒はコース不問で注目の77号機「過去イチと言えるぐらい伸びはいい」

中山翔太

ボートレース蒲郡の「日本財団会長杯争奪戦」が17日に開幕した。好素性機がすべて出ている今節は若手に伸び型のエンジンが渡っている。中でも、中山翔太(20=三重)と組む77号機はコース不問で注目の一基だ。

前半3Rは6コースから4着に終わったが、後半11Rが圧巻。1Mを回った時点では4番手だったが、2M、2周1Mと全速連打で一人ずつ抜き去り2着まで浮上した。「ノーハンマーでも過去イチと言えるぐらい伸びはいい。ピット離れが課題だけど、この足なら勝てるチャンスは多くなると思う」と力強い手応えを感じている。

3月の浜名湖ルーキーシリーズで初優出して準Vと大健闘。「出足型の方が好きだけど、これも勉強のつもりで乗りこなしたい」。早くも伸びは節一級だ。

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