F1エミリア・ロマーニャGP FP2:RBの角田裕毅は初日3番手。トップはルクレール、ピアストリが2番手に続く

 2024年F1第7戦エミリア・ロマーニャGPのフリー走行2回目が行われ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がトップタイムをマークした。2番手はオスカー・ピアストリ(フェラーリ)、3番手は角田裕毅(RB)となっている。

 気温25度、路面温度38度というコンディションで、現地時間17時にセッションがスタート。ハードタイヤでコースに出て行ったピエール・ガスリー(アルピーヌ)はスピンを喫したが、そのまま走行を続けた。FP1で苦労している様子だったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)はミディアムを履き、「このタイヤではよくなっている」と無線で報告。角田もミディアムでコースインし、1分16秒895を記録し一時トップに立った。

 ウイリアムズの2台を除く18台はミディアムかハードで最初の走行を終え、フェラーリのシャルル・ルクレールが1分16秒677でトップ立った。チームメイトのカルロス・サインツが1分16秒680で2番手、フェルスタッペンが1分16秒734で3番手に続き、10番手のフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)までがトップから1秒以内に入っている。

 各車一度ピットに戻り、セッション中盤に入るとソフトタイヤを投入。ルクレールが1分15秒969をマークし、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)が0.129秒差の2番手、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が0.328秒差で3番手だ。そこから連続走行を重ねるなか、角田は1分16秒286で3番手に浮上、6周を走ってピットに戻った。ランド・ノリス(マクラーレン)はソフトでの走行をわずか2周で終え、早々にユーズドのミディアムに履き替えてロングランに移行。ウイリアムズ勢もようやく走行を始めた。

 ソフトでの周回に関しては、メルセデスのハミルトンやジョージ・ラッセル、ランス・ストロール(アストンマーティン)が走ったように多くても9周ほどだった。終盤はロングランに取り組み、フェラーリやメルセデスが好調のように見えた一方、レッドブルは少し不安が残るようだ。

 トップ3は変わらずルクレール、ピアストリ、角田のままFP2は終了。4番手以降はハミルトン、ラッセル、サインツ、フェルスタッペン、セルジオ・ペレス(レッドブル)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)、アロンソとなっている。

 なお角田は、スタート練習の位置について違反があり、セッション後に審議が行われる。またルクレールとペレスの妨害に関する件も同じくセッション後に審議を行うということだ。

2024年F1第7戦エミリア・ロマーニャGP オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
2024年F1第7戦エミリア・ロマーニャGP 角田裕毅(RB)
2024年F1第7戦エミリア・ロマーニャGP マックス・フェルスタッペン&セルジオ・ペレス(レッドブル)
2024年F1第7戦エミリア・ロマーニャGP フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
2024年F1第7戦エミリア・ロマーニャGP ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)

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