ルイ・ガレル、ディオールのメンズウェアブランド・アンバサダーに就任

ルイ・ガレル(40)が、新たにディオールのメンズウェアブランド・アンバサダーに就任した。『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』などで知られるフランス人俳優兼監督のルイは今週、メンズコレクションのアーティスティック・ディレクターであるキム・ジョーンズがデザインしたディオールのクラシックなダークブルーのボタンアップ・スーツを着て、カンヌ国際映画祭の『ザ・セカンド・アクト』の上映会に出席、同ブランドを「ファッション界の絶対的な伝説」と称賛した。

ルイは声明でこう語っている。「独創性とクラシズムを兼ね備えたディオールは、さまざまな時代をうまく生き抜き、なくてはならない存在になっています」

そしてジョーンズは「彼はフランスのエレガンスを完璧に体現しています。私たちは彼をブランドに迎えることができ、大変うれしく思っています」と続けた。

今回ロバート・パティンソンやBTSのジミンらに続き、ディオールのアンバサダーに加わったルイはこれまでに、ヴァレンティノ、ジョルジオ・アルマーニ、エンポリオ・アルマーニの広告キャンペーンに登場している。

一方、今週のル・モンド紙のインタビューで、ルイは「僕はいつも自分を含め、すべてを疑っている」と認め、政治に関わらない理由を尋ねられ、こう答えている。「でも僕は自分をかなり表現していると思う。いつも自分を含め、すべてを疑っているんだ。20歳の時、非常に聡明な男性との出会いに衝撃を受けた。ジャン=ポール・サルトルよりもレイモン・アロンを好む人だった。アロンの方が間違いが少ないからだ」「僕たちはまだ耳を傾ける時期にいると思う。このような個人的な心の傷に関しては、すべてに時間が必要だ。話す時間と聴く時間が必要だ」

© BANG Media International