レイニー・ウィルソン、ACMアワードでエンターテイナー・オブ・ザ・イヤーを受賞

レイニー・ウィルソン(31)が、アカデミー・オブ・カントリー・ミュージック・アワード(ACM)でエンターテイナー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。16日(木)、テキサス州フリスコのフォード・センター・アット・ザ・スターで開催された同式典でレイニーは、女性アーティスト・オブ・ザ・イヤー、ジェリー・ロールとコラボした『セイヴ・ミー』でミュージック・イベント・オブ・ザ・イヤーも受賞、3冠を達成し最多受賞者の1人となった。

同式典のオープニングで、リトル・テキサスの『ゴッド・ブレス・テキサス』のカバーと自身の『ハング・タイト・ハニー』のパフォーマンスを披露していたレイニーは、受賞スピーチでこう語っていた。「ここ数年は私たちにとって本当に慌ただしいものでした。私はナッシュビルで13年間これをやり続けています」「小さな女の子だった頃のことを思い出します。屋根の上にのぼり、星の数を数え上げ、200人の私たちの町の上を飛んでいく飛行機を見て、その飛行機の1つに乗る夢を描いていました」「おかしなことにそのような小さな女の子の感覚が未だにあります。私は今も星を見ますが、星は目の高さに近くなりました」

今年の同式典ではクリス・ステイプルトンが、男性アーティスト・オブ・ザ・イヤー、アーティスト・ソングライター・オブ・ザ・イヤー、『ハイヤー』でアルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞、『シンク・アイム・イン・ラヴ・ウィズ・ユー』のパフォーマンスではデュア・リパとのサプライズデュエットで会場を沸かしていた。2人はたった2日前にコラボレーションを決めたそうで、デュアはステージ裏でこう話していた。「しばらく一緒に話し合っていたの。私のアイデアだった。自分で連絡して実現したの。数日間クリスと(妻でシンガー・ソングライターの)モーガンの周りにいることができて幸運に感じている」

また、同式典中ジェイソン・アルディーンが今年2月にがんで他界したトビー・キースを追悼しトビーの『シュドヴ・ビーン・ア・カウボーイ』を披露、スタンディングオベーションを受け、「愛しているよトビー」と話しステージを後にしていた。

一方、最多ノミネートだったルーク・コムズは『ファスト・カー』のシングル・オブ・ザ・イヤーで1冠に留まり、ソング・オブ・ザ・イヤーはジェイソン・デイヴィスの『ネクスト・シング・ユー・ノウ』に軍配が上がった。

ほかにもダン+シェイがデュオ・オブ・ザ・イヤー、オールド・ドミニオンがグループ・オブ・ザ・イヤー、ネイト・スミスとメーガン・モロニーが新人男性、女性アーティスト・オブ・ザ・イヤーをそれぞれ受賞した今年の同式典ではリーバ・マッキンタイアが再び司会を務めた。

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