25卒、約半数の学生が「転勤」に否定的 不快なインターン・面接の例も/ワンキャリア調査

就活サイト「ONE CAREER」を運営するワンキャリアは2025年卒の学生向けに就活に関する調査を実施した。

【調査概要】

  • 調査名:【25卒】就職活動に関するアンケート
  • 調査期間:2024年2月17〜25日
  • 調査機関(調査主体):ワンキャリア
  • 調査対象:2025年卒の大学生
  • 調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
  • 有効回答数:428

安定志向よりも上昇志向の学生が多数

「求める社風」に関する質問では、全体の約6割が「上昇志向に近い」「どちらかというと上昇志向に近い」と回答。「働きやすさ」を重視する一方で、仕事を通じた成長も求めていることが明らかになった。

ジョブローテーション制に肯定的な学生は約6割

「ジョブローテーション制についてどう感じるか」とたずねたところ、63.6%が「肯定的」だった。「肯定的」と回答した理由については、「様々な領域を経験して自分の適性を見極めたい」「さまざまな業務を経験した方が自己成長につながる」といったコメントが見られれた。

転勤に肯定的な学生は3割未満

「転勤についてどう感じているか」とたずねたところ、「否定的」という回答が48.1%と全体の約半数を占める結果に。「否定的」と回答した理由については「生活の方が仕事より大事」「ライフスタイルの変化がストレス」などの声が上がった。

インターンシップにおける「面白くないワーク」には抵抗感のある声

「不快な思いをしたインターン」に関する質問では、「つまらなかった」「面白くない」など、コンテンツ内容の不十分さを指摘する声が散見された。中でも、「複数日程のプログラムであるにもかかわらず、参加者に全てが委ねられていた」など、社員がコンテンツに介在していないうえにハードワークを課すようなものであると、企業への印象が低下することがわかった。

面接では、面接官の態度の悪さと自身の発言を否定されたことを指摘する声

「不快な思いをした面接」についてたずねたところ、「自分を理解しようとしてくれている姿勢を感じられなかった」「自分のガクチカ(学生時代に力を入れたこと)を否定された」などのコメントが挙がった。

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