ガザ浮桟橋が稼働、人道物資の搬入開始 米は一段の支援へ

[パレスチナ自治区ガザ/ワシントン 17日 ロイター] - パレスチナ自治区ガザで17日、米国が設置した浮桟橋から人道支援物資の搬入が始まった。米ホワイトハウスによると、米国からの追加支援物資がすでにキプロスに到着しており、この浮桟橋を通してガザ地区に順次運び込まれる。

浮桟橋はイスラエルのアシュドッド港で事前に組み立てられ、16日にガザ地区の海岸に設置された。米中央軍によると、米軍はガザ地区に上陸していない。

関係筋によると、浮桟橋の運営には米軍兵士1000人が関与する見通し。米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は記者団に対し、浮桟橋の運営に携わる人員を保護するための「強力な安全保障計画」が策定されていると述べた。

英国もこの日、浮桟橋を通したガザ地区への支援物資の搬入を開始した。

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