柄本時生、初プロデュースの連ドラが放送決定 賀来賢人&岡田将生ら出演「断る理由も断る権利もありません」

『錦糸町パラダイス~渋谷から一本~』の放送が決定【写真:(C)テレビ東京】

7・12放送スタート テレ東『錦糸町パラダイス~渋谷から一本~』

テレビ東京は18日、7月12日から連続ドラマ『錦糸町パラダイス~渋谷から一本~』(金曜深夜0時12分)を放送することを発表。俳優の柄本時生と今井隆文によるドラマ初プロデュース作品で、賀来賢人、落合モトキ、岡田将生らの出演が決まった。

本作『錦パラ』は過去の「汚れ」を掃除する掃除屋の3人と、過去の「過ち」を暴くルポライターの蒼が、東京・墨田区錦糸町を舞台にさまざまな人との出会い、出来事を通じ、自らの過去と向き合っていく人間ドラマ群像劇。

本作でメインキャストと総監督を務めるのは柄本が20年前に初めて出演した映像作品『4TEEN』の監督を務め、映画『余命1ヶ月の花嫁』『月の満ち欠け』『母性』、直近ではテレビ東京開局60周年特別企画ドラマスペシャル『生きとし生けるもの』でも監督を務めた廣木隆一氏。

掃除屋『整理整頓』の社長・大助役を演じるのは賀来。掃除屋『整理整頓』の社員で大助の幼なじみ・裕ちゃん役を演じるのは、柄本。掃除屋『整理整頓』の社員で大助と裕ちゃんの後輩・一平役を演じるのは、現在公開中の映画『不死身ラヴァーズ』にも出演するなど、圧巻の演技力で多くの視聴者を魅了する落合。錦糸町で暗躍するルポライター・蒼役を演じるのは、第94回アカデミー賞国際長編映画賞を受賞した映画『ドライブ・マイ・カー』など数々の話題作へ出演する岡田。

4人はプライベートでも親交があり、コロナ禍の2020年には「劇団年一」(読み:げきだんねんいち)を結成。同年5月上旬に第1回作品「肌の記録」を配信し、反響を呼んだ。十年来の友人である4人が芝居を通して作り上げる空気感に注目だ。

キャストのコメントは以下の通り。

○柄本時生

「元々二十代前半に飲み屋で『なんかやれたらいいよねぇ!』『面白いことやりたいよな!』こんな事を夢みたいに語っていました。三十代になって実現出来るまで来れたんだなと、、、スゴく感慨深い思いです。笑 一緒にやろうと言ってくれた監督、プロデューサー、スタッフ、そして何より今日まで友達でいてくれて『こんな企画出してもいいかな?』と聞いた時に『いいよ!』と言ってくれた3人。。本当に感謝です! 一生懸命働いて頑張りたいと思います!! 『大人』になるというのが今回のテーマの一つです。ゆっくり話は進んで、ゆっくり終わっていきます。この機会に『大人』になる事って悪くないかもと思っていただければなと思います」

○賀来賢人

「柄本時生がプロデュースする作品のオファーが来ました。断る理由も、断る権利もありません。もう恥ずかしさを通り越して何が起きるか想像もつかない楽しい現場になりそうです。皆様、時生くんの頭の中を、ぜひ深夜にご堪能ください」

○落合モトキ

「『やっと劇団年一の4人で芝居ができる!』この一言につきます! 廣木監督とも久し振りにご一緒出来るのも嬉しい限りです。このキャストさん、スタッフさんで仕事出来る機会はこの先ないと思うので、日々の撮影の中で新しいものを見つけていきたいです。人との繋がり、居場所を再確認できる。そんな事を感じられるドラマになっていると思います。毎週この時間を楽しみにして観ていただけたら幸いです」

○岡田将生

「まず、この4人でまた集まり作品をやれることが嬉しいです。そして時生さんが軸となり素晴らしいスタッフと連続ドラマをやれることに興奮しています。わたくしが演じさせてもらう蒼という役。とても謎です。しかし回を追うごとに少しずつ人物の背景が浮かび上がっていきます。是非、楽しみながら観ていただけたら嬉しいです。あと、個人的に僕の地元に近い錦糸町。子供の頃から行っていました。このドラマを見たら錦糸町を歩きたくなると思われます」ENCOUNT編集部

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