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18、19日に行われる富山県南砺市平地域の世界文化遺産・相倉合掌造り集落のライトアップを前に、試験点灯が17日行われ、田植え前の水田が鏡のように合掌造り家屋を映した。
相倉でこの時期のライトアップは2019年以来5年ぶり。40基のライトで合掌造り家屋など21棟を照らした。日が暮れると水を張った田に映る「逆さ合掌」が幻想的に暗闇に浮かび上がった。同集落保存財団の中島仁司事務局長は「この時期の風物詩である逆さ合掌を、久しぶりに楽しんでほしい」と話した。
ライトアップは日没から午後8時まで。
同集落では今月29日と6月5日、ライトアップとは別に、窓明かりで撮影したいとの要望に応え、午後8時まで延長で観光できる「窓灯(あか)り鑑賞日」を設ける。問い合わせは同集落保存財団、電話0763(66)2123。