「凄まじい仕事量とアジア杯出場の代償」遠藤航の不調は“酷使”が原因と地元メディアが主張「最近では影響力が薄れてきた」

リバプールの遠藤航が、加入時の期待を大きく上回る活躍を見せてきたのは間違いない。

序盤戦は、プレミアリーグではなかなか出場機会が与えられなかったものの、昨年12月からは不動のアンカーとして奮闘してきた。

そんななか、疲労により、最近のパフォーマンスが低下していると指摘したのは、リバプールの専門メディア『EMPIRE OF THE KOP』だ。「チーム全体と並行して、ここ1か月間、エンドウの調子は鈍化しているが、この日本人MFに疲労が生じた可能性があるのは理解できる」と綴っている。

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同メディアは、「31歳の彼は42試合の出場で2668分を獲得しており、これは昨年の8月に、シュツットガルトから加入した時点で多くの人が予想していたよりも多い数字である」とし、こう続けている。

「また、フィールド中央でのポゼッション外での背番号3の凄まじい仕事量は、冬のアジアカップへの出場も含めた多忙なシーズンを経て、必ずその代償を払うことになる」

記事は「他の選手の負傷により、エンドウはシーズン初めに想定していたよりも多くの時間をプレーする必要があり、最近では影響力が薄れてきたとはいえ、アンフィールドでの1年目の全体的なパフォーマンスに満足する十分な理由がある」と主張している。

残りは1試合。ホームでのウォルバーハンプトン戦で、有終の美を飾れるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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