西郷真央3位で週末へ「まだ半分」 古江彩佳と西村優菜7位

西郷真央(撮影/Shizuka Minami)

◇米国女子◇みずほアメリカズ・オープン 2日目(17日)◇リバティーナショナルGC (ニュージャージー州)◇6677yd(パー72)

4打差17位から出たアタヤ・ティティクル(タイ)がボギーなしの7バーディ「65」をマークし、通算9アンダー単独首位に浮上して大会を折り返した。左手親指のけがで出遅れた元世界ランキング1位は、今週がシーズン出場3試合目となる。

初日首位のイ・ソミ(韓国)が7アンダー2位につけた。2位スタートの西郷真央は4バーディ、1ダブルボギーの「70」で回って6アンダー。前週に出場5試合連続優勝で止まった世界ランク1位のネリー・コルダ、アリヤ・ジュタヌガン(タイ)、ガブリエラ・ラッフルズ(オーストラリア)と3位で並んだ。

前半に3つスコアを伸ばした西郷は、後半13番(パー5)でグリーン手前からのアプローチが2度戻されるミス。5オン2パットのダブルボギーとなったが、16番で2mを沈めてバーディを奪い返した。「決めきれて、より気持ちをリセットできた。まだ半分終わっただけ。残り2日間、ショットの精度を維持できるように体の調子も含めてしっかり整えて頑張りたい」と決勝ラウンドに向けて意気込んだ。

大会スポンサーのみずほフィナンシャルグループ米国法人と契約する古江彩佳、西村優菜がともに「69」で回り、5アンダー7位と上位に迫って週末へ。初日76位と出遅れた畑岡奈紗は「69」と挽回して1アンダー46位で滑り込んだ。

稲見萌寧はイーブンパー59位とカットラインに1打届かず。2オーバー73位の笹生優花、2バーディ、7ボギーの「77」と崩れて6オーバー102位の渋野日向子は予選落ち。初日11オーバーの勝みなみは腹痛のため前半プレー中に棄権した。

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