7月開幕のパリ五輪バドミントン競技で富岡高卒の5選手の出場が確実となっていることを受けて、双葉郡などの関係者でつくる支援組織が、富岡町内に掲げる横断幕や応援フラッグなどを作製する。17日に広野町のふたば未来学園で開いた役員会で決めた。
5選手は女子シングルスの大堀彩(トナミ運輸)、男子ダブルスの保木卓朗、小林優吾組(同)、混合ダブルスの渡辺勇大、東野有紗組(BIPROGY)。組織は「双葉のオリンピック選手を支援する会」で、郡内の教育長、商工会長、富岡高関係者らでつくる。
このほか5選手に寄せ書きを届けたり、パブリックビューイングや激励会を実施する方針を決めた。会長を務める元富岡高校長の青木淑子さん(76)は「双葉郡から五輪選手にエールを届けられるように活動していきたい」と語った。