青空の下で相撲楽しむ  早雲杯 500人が熱視線 小田原市・箱根町・湯河原町・真鶴町

大勢の観客の前で相撲を取る小学生

小田原相撲連盟(田川順也会長・岸田光弘総監督)が5月4日、「第1回北條早雲杯相撲大会」を小田原市観光交流センターにぎわい広場で開催、約500人(主催者発表)が来場した。

この大会は今年60回を迎えた「小田原北條五代祭り」の開催を記念して開かれた。小田原市共催、新名学園旭丘高等学校(水野浩理事長・学校長)協力。

この日は会場に設置された仮設土俵で実施。幼児対象の相撲体験教室と小学生、中学生、高校生以上の各部門に約110人がエントリーした。開会式で田川会長は「国技、相撲を盛り上げたい。早雲杯を10回、20回と続けていくことができるよう頑張りたい」とあいさつ。また「旭丘高校相撲部や卒業生が活躍している。ぜひ(彼らを)目指して追いつけ、追い越せで頑張って」と選手たちを激励した。

相撲体験教室では、強豪・旭丘高校相撲部のOBで、日本体育大学4年のバトジャルガルムンクジャルガルさんを相手に5人の幼児が挑む微笑ましい姿も。その後行われた試合では白熱した戦いが繰り広げられ、会場を沸かせていた。

小学1、2年生の部で3位に入賞した瀧澤咲良さん(千代小2年)は、「緊張したけれど、メダルをもらえてうれしかった」と笑顔で話した。

5人がかりで挑む幼児

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