アンソニー・エドワーズがカンファレンス決勝進出に自信「タウンズがファウルをしなければ勝てる」

ミネソタ・ティンバーウルブズは日本時間5月19日(現地18日)、本拠地ターゲット・センターで行われたデンバー・ナゲッツとのカンファレンス準決勝第6戦に115-70で大勝し、シリーズ成績を3勝3敗のタイに戻した。

敵地でシリーズ開幕2連勝を飾ったウルブズだが、その後まさかの3連敗で崖っぷちに立たされる。あとがない状態で迎えた第6戦、最大50点差をつけるなどナゲッツを圧倒。第4クォーターにはセカンドユニットで24-0のランも見せた。

ウルブズはエドワーズがチームトップの27得点、ジェイデン・マクダニエルズが21得点をマーク。『Bleacher Report』によれば、タウンズがナゲッツの大黒柱であるニコラ・ヨキッチに対して素晴らしいディフェンスをしていることについて問われたエドワーズは、「今日の重要なことは、KAT(タウンズ)がファウルトラブルに巻き込まれなかったことだ。それが全てだ。『ファウルはするな』と事あるごとに言っていた。みんな分かっていると思う。KATがファウルをしなければ、僕たちはほぼ毎回試合に勝てるんだ」と語ったという。

この日のタウンズは10得点、13リバウンド、5アシストの成績だったが、対峙したヨキッチを22得点(フィールドゴール9/19、3ポイント0/4、フリースロー4/4)に抑えた。『NBA.com』によれば、ヨキッチは今シリーズでタウンズにマークされている時にフィールドゴール成功率は40.9%。相手が今季最優秀守備選手に輝いたルディ・ゴベアに変わると51.4%、ナズ・リードだと56.5%まで上昇する。タウンズは敗れた第5戦では第2クォーター途中で3つのファウルを犯してベンチへ下がっており、エドワーズは勝利のためにはタウンズの存在が必要だと考えているようだ。

「今日は(タウンズは)ファウル3つだったけど、3つだけで、5つは犯していない。『君がファウルしなかったことに感謝している。君がファウルすると僕らは負けてしまうからね』と伝えた。ヨキッチとのベストマッチアップはKATだ」

ウルブズは5月19日(同18日)、2003-04シーズン以来のカンファレンス決勝進出を懸けて敵地ボール・アリーナで第7戦を戦う。

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