返礼品にゴルフ場利用券 亀山のローモンドCC、現地決済型ふるさと納税導入 三重

【和田支配人(左)を訪れた宮地代表取締役(中央)ら=亀山市両尾町のローモンドカントリー倶楽部で】

 【亀山】三重県の亀山市は17日、現地決済型ふるさと納税「ぺいふる」を、今月11日から同市両尾町のローモンドカントリー倶楽部が運用を開始したと発表した。市内での導入は初となる。

 ぺいふるは、県の総代理店「三十三地域創生」(松阪市京町、宮地理代表取締役)が中間事業所として、管理、運用を行う。市外から訪れた人が、現地で支払時に寄付することで、寄付者にとって利便性の高いシステム。

 同倶楽部では、寄付金額に応じて、ゴルフ場利用券を返礼品として、利用料金に充てる。

 この日、宮地代表取締役と亀山市職員が同倶楽部を訪れ、和田裕一支配人に「ぺいふる」導入へのお礼を言い、利用促進をお願いした。

 和田支配人は「お客さまの精算時に『ぺいふる』の仕組みを説明し、ふるさと納税の拡大に努める」、宮地代表取締役は「ペイフルを活用していただき、ふるさと納税の普及促進、観光や交流人口の拡大を図る」と語った。

 市商工業振興グループ職員は「今後は、市内各所のゴルフ場やホテルなど宿泊施設にも協力を仰ぎ、『ぺいふる』を呼びかける」と話した。問い合わせは同グループ=電話0595(84)5049=へ。

© 株式会社伊勢新聞社