SNS全盛期、新聞を読まないテレビをほとんど見ない若者が多い中、現役の学生と若手の記者やディレクターがメディアのあり方について意見を交わしました。
座談会には朝日新聞とHTBの若手社員4人と北海道大学の学生4人が参加しました。
4人の学生のうち新聞を購読している人はゼロ。
テレビを持っていない人も1人いて、ニュースはインターネットで知ることが多いと話しました。
一方、記者やディレクターからは、SNS上に情報があふれる中、信頼される記事や番組をいかに発信していくのかが課題だという声が上がっていました。
■朝日新聞記者上保晃平さん:
「同じようなことを書くにしても、視点を工夫したりプラスアルファの価値を付けたいなと思って意識している。」
■北海道大学大学院修士2年 新開なつみさん:
「SNSで情報を得たときに、なぜ情報をのんびり見ていられるかというと、新聞やテレビなどの従来のメディアが」「裏を取れている話を報道をしているだろうと。
なんか変だと思ったらそっちを見ればいいという信頼感でSNSという情報の波に身を置いているという感覚がある。」
この座談会については、20日の朝日新聞折り込みプレミアムプレスで特集を組むほか、HTBのユーチューブチャンネルでも動画を公開しています。