メッシ バルセロナ入団のキッカケとなった〝紙ナプキン契約書〟が1億5000万円で落札

オークションにかけられた〝紙ナプキン契約書〟(ロイター)

世界的スーパースターのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(36=インテル・マイアミ)がスペイン1部バルセロナと契約合意した際の〝紙ナプキン契約書〟に76万2400ポンド(約1億5000万円)の値が付いた。

メッシは13歳だった2000年にバルセロナのセレクションに参加。そこでチームディレクターのカルロス・レシャック氏が才能を高く評価し、合格を決めた上でレストランにあった紙ナプキンで即席の〝契約書〟を作成し、サインした。正式な書類ではなかったが、契約合意に至るキッカケとなった。この有名なエピソードの現物がオークションにかけられた。

英メディア「BBC」によると、開始価格は30万ポンド(約5900万円)で最終的に76万2400ポンドで落札された。競売を担当したボナムズ・ニューヨークの書籍・原稿部門の責任者イアン・エーリング氏は「販売が最初に発表されて以来、国際的な注目を集め、世界中のファンが待ち望んでいた」という。

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