清水久嗣アナが明かすロッテ・吉井監督との野球と競馬の交流

◆ いつでもみんなのプロ野球!実況アナルーム5月のテーマは“私の選手との交流”

「監督としてというよりかは、競走馬のオーナーでもあるので、僕の仕事に関連して何回か交流があったり、開幕前日に、競馬の話から競馬の話をして終わったというところがありました。野球と競馬の交流で思いついて今回、吉井監督がいいかなと思いましたね」。

ニッポン放送での競馬実況やCSのグリーンチャンネルで競馬番組のキャスターを担当し、ニッポン放送ショウアップナイターで実況を務める清水久嗣アナウンサーは、ロッテ・吉井理人監督との交流について語ってくれた。

「吉井監督はもともと競馬がお好きな方。もっと遡ると、野茂英雄さんが競馬がお好きで、日曜競馬ニッポンに吉井さんと野茂さんが番組のゲストに来たり、遊びに来たりというところが昔はありましたね」。

「僕が今年CSのグリーンチャンネルの土曜日のキャスターをやっていて、2月の中旬に糸満のキャンプに取材に行った時に、普通に練習を見ていて吉井監督に挨拶をしたら、監督の方から“競馬の中継の人だ!”と言われて、“監督おはようございます、ありがとうございます!”みたいなやりとりもありましたね。吉井監督から声をかけてくれたので、競馬中継をやっていると競馬を好きな人は見てくれているんだなというのがありますね」。

吉井監督はリジンという馬を所有する。リジンは中央競馬からデビューする予定が大きな怪我があり、浦和競馬でデビューとなったがデビュー戦から5連勝。3月23日にJRA初出走で初勝利を飾った。

清水アナはプロ野球開幕戦前日の3月28日にZOZOマリンスタジアムで行われたロッテの前日練習を取材。「開幕前日に記者囲みとかが終わったところで監督にちらっと“おめでとうございます”と言ったら、“ありがとうございます!”と。いつもの吉井監督の表情とは違う馬好きの優しいおじさんになって競馬の話をしましたね。吉井オーナーも正直、勝つとは思っていなかったらしいです」というエピソードを披露した。

清水アナは「マリーンズは開幕から浮き沈みが大きいですが、リジンの活躍と共に上がっていくと台風の目になっていけばいいなと思います」と期待し、「監督の話す競走馬の話とピッチングコーチだった時にピッチャーのことを話すような感覚が似ていて、怪我をさせないようにとか、一つ一つみたいなところがオーナーなんだけどピッチングコーチくささもあったりして、とっても共感が湧く。また勝ったり、いい競馬をした時には野球の話ばかりでストレスもたくさんあって大変だろうから、競馬の話をしに行けるタイミングがあったらいいなと思いますね」と語った。

今回のテーマは“私の選手との交流”だが、月末にはプロ野球の交流戦が開幕する。清水アナは「幸いにもテレビを含めてパ・リーグの実況が多いので、普段なかなかお聴きになれないパ・リーグの選手とか、今のチーム状況を自分なりに感じたものを皆さんに伝えられるように、パ・リーグも面白いんだぞ!というところを感じていただけるような実況をしていけたらいいなと思います」と意気込んだ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

© 株式会社シーソーゲーム