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警察官に必要な持久力や団結力を高めるため、群馬県警察学校(須田明学校長)は17日、約26キロに及ぶ榛名山耐久歩行訓練を行った。初任科生57人が日ごろの鍛錬で培った体力を発揮した。
生徒らは前橋市の同校から高崎市の箕郷ふれあい公園まで約11キロを歩いて移動。公園から榛名湖畔までの約15キロは、寮の部屋ごとに3~6人のチームに分かれて走った。
坂が続く苦しい場面では「頑張ろう」と励まし合ったり、かけ声で歩幅を合わせたりして、最後まで走りきった。
最初に到着したチームの最年長、藤宮寿利巡査(26)は「警察官は準備が大事。1位を目指して準備してきた。一人では乗り越えられない坂もチームだったから力を出せた」と喜んだ。