スロット監督がリバプールの監督就任を認める…フェイエノールトもラストマッチと発表

フェイエノールトの監督を退任するスロット監督[写真:Getty Images]

フェイエノールトは17日、アルネ・スロット監督(45)の退任を発表した。クラブ公式サイトが伝えた。
【動画】フェイエノールトがスロット監督との別れを発表…

スロット監督は2021年7月にフェイエノールトの監督に就任。2年目の2022-23シーズンは見事にエールディビジ優勝に導くと、今シーズンはリーグ優勝こそPSVに譲ったが、KNVBベーカーで優勝を果たしていた。

そのスロット監督は、シーズンが終了する前からユルゲン・クロップ監督が退任するリバプールの後任監督として浮上。最有力候補とされてきた中、本人が記者会見で認め、クラブも最終節のエクセルシオール戦がラストマッチになることを認めた。

「来シーズン、リバプールで監督に就任することを確認できる」

「これまでは、これが最後の試合に向けての積み上げであるとは考えていなかったが、今はそう考え始めている。週の初めにはトレーニングやそのようなことについて考えることになる」

「でも、今はその気持ちが強くなっている。だから、(記者会見に)少し遅れたんだ。何人かの人たちに、ただ握手する以上に、個人的に別れを告げて、彼らのために時間を取りたかったからだ」

「良い結果が役に立つことは理解しているが、人々が私が去るのは本当に残念だと思っていると感じるのはとても嬉しいことだ」

両クラブからの公式発表はまだない状況。互いにラストマッチを迎える監督を送り出してからの正式発表になると見られている。

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