スーパーフォーミュラ・ライツ第2大会オートポリスは小林利徠斗と小出峻がポールを獲得

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第2大会は5月18日、大分県日田市のオートポリスで第4戦/第5戦の公式予選が行われ、第4戦は小林利徠斗(モビリティ中京 TOM’S 320 TGR-DC)が、第5戦は小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING)がポールポジションを獲得した。

 ワンメイクのトムスTGE33エンジン導入、クムホタイヤの導入など新たなシーズンとなった2024年のスーパーフォーミュラ・ライツは、当初4月にモビリティリゾートもてぎで開幕予定だったが、車両の問題により開催延期。シリーズは5月18〜19日に行われる第2大会で開幕を迎えた。

 5月16〜17日にはオートポリスで4セッションの専有走行が行われたが、各陣営ともまだセットアップを探っている状況で、走行のたびに上位が入れ替わるような2日間となった。そんな2日間を経て迎えた5月18日は、全日本スーパーフォーミュラ選手権のフリー走行に続き、11時05分から第4戦の公式予選がスタートした。

 各車ともコースオープン後ややタイミングを遅らせコースイン。3周目に1周のアタックラップに入っていくが、僅差のなかデビュー戦でのポールポジション獲得を果たしたのは、1分37秒276を記録した2023年FIA-F4王者の小林。0.107秒差で野中誠太(PONOS Racing TOM’S 320 TGR-DC)が2番手に続き、今回スポット参戦している荒川麟(TEAM DRAGON 324)が1分37秒396で3番手につけた。セッション終盤には清水康弘(GNSY 324)が1コーナー立ち上がりで一時ストップしたが、赤旗中断なく第4戦の予選は終了している。

 11時25分から行われた第5戦では、上位の顔ぶれが変化する。第4戦の予選では5番手だった小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING)が1分37秒060までタイムを伸ばし、第5戦のポールポジションを獲得。小林が1分37秒191で2番手に続き、中村仁(モビリティ中京 TOM’S 320 TGR-DC)が1分37秒425で3番手につけた。マスタークラスは第4戦、第5戦とも今田信宏(JMS RACING TEAM)がポールポジションを獲得した。

 第4戦、第5戦と上位の顔ぶれに変化があったスーパーフォーミュラ・ライツ第2大会。決勝レースがどんな展開になるか興味深いところだ。第4戦の決勝は5月18日15時30分にスタートする。

2024スーパーフォーミュラ・ライツ第2大会オートポリス 小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING)

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権

第2大会オートポリス 第4戦公式予選結果

Pos. No. Class Driver Car Qualify Laps

1 38

小林利徠斗 モビリティ中京 TOM’S 320 TGR-DC 1’37.276 3/4

2 36

野中誠太 PONOS Racing TOM’S 320 TGR-DC 1’37.383 3/4

3 13

荒川麟 TEAM DRAGON 324 1’37.396 3/4

4 37

古谷悠河 Deloitte. HTP TOM’S 320 1’37.413 3/4

5 50

小出峻 HFDP WITH B-MAX RACING 1’37.484 3/4

6 2

荒尾創大 HFDP WITH TODA RACING 1’37.557 3/4

7 35

中村仁 モビリティ中京 TOM’S 320 TGR-DC 1’37.580 3/4

8 1

K.フレデリック Pilot ONE Racing with B-MAX 1’37.962 3/4

9 4 M 今田信宏 JMS RACING TEAM 1’40.324 2/2

10 30 M DRAGON TEAM DRAGON 324 1’40.885 4/4

11 8 M 清水康弘 GNSY 324 1’41.869 3/4

天候:晴れ 路面:ドライ

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権

第2大会オートポリス 第5戦公式予選結果

Pos. No. Class Driver Car Qualify Laps

1 50

小出峻 HFDP WITH B-MAX RACING 1’37.060 3/4

2 38

小林利徠斗 モビリティ中京 TOM’S 320 TGR-DC 1’37.191 3/4

3 35

中村仁 モビリティ中京 TOM’S 320 TGR-DC 1’37.425 3/4

4 37

古谷悠河 Deloitte. HTP TOM’S 320 1’37.502 3/4

5 13

荒川麟 TEAM DRAGON 324 1’37.566 3/4

6 36

野中誠太 PONOS Racing TOM’S 320 TGR-DC 1’37.630 3/4

7 2

荒尾創大 HFDP WITH TODA RACING 1’37.868 3/4

8 1

K.フレデリック Pilot ONE Racing with B-MAX 1’37.887 3/4

9 4 M 今田信宏 JMS RACING TEAM 1’40.557 2/3

10 30 M DRAGON TEAM DRAGON 324 1’40.792 3/4

11 8 M 清水康弘 GNSY 324 1’42.583 4/4

天候:晴れ 路面:ドライ

2024スーパーフォーミュラ・ライツ第2大会オートポリス au TOM’S GR Supra
2024スーパーフォーミュラ・ライツ第2大会オートポリス 小林利徠斗(モビリティ中京 TOM’S 320 TGR-DC)と中村仁(モビリティ中京 TOM’S 320 TGR-DC)
2024スーパーフォーミュラ・ライツ第2大会オートポリス 荒川麟(TEAM DRAGON 324)
2024スーパーフォーミュラ・ライツ第2大会オートポリス 荒尾創大(HFDP WITH TODA RACING)

投稿 スーパーフォーミュラ・ライツ第2大会オートポリスは小林利徠斗と小出峻がポールを獲得autosport web に最初に表示されました。

© 株式会社三栄