電車利用の合間に“震災復興”…能登の老舗・名店並ぶ JR金沢駅で「能登物産展」

能登半島地震からの復興を消費で後押しです。金沢駅では能登の特産品を集めた物産展が開かれています。

JR金沢駅のコンコースで開かれている、「能登物産展」3回目となる今回は、七尾市からナマコの加工・販売店「なまこや」と、明治創業の老舗和菓子店「花月」の2店舗が出店しています。ナマコの卵巣を干した「クチコ」のほか、大納言小豆を寒天に閉じ込めた名物の「松林」など約40の商品が並び、スーツケースを片手に観光客らが続々と商品を買い求めていました。

大阪から来た人は「仕事で来たがたまたまやっていたので来た。復興に少しでも貢献できたらと思って買った」と話していました。

イベントは午後4時まで開かれ、主催したJR西日本や七尾商工会議所では、今後もこうした復興イベントを継続して行っていきたいとしています。

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