ジョン・クラシンスキー監督、宮崎駿の影響を語り“最高峰の作家”と称賛『ブルー きみは大丈夫』NYプレミアに豪華キャスト集結

ジョン・クラシンスキー監督 ライアン・レイノルズ 『ブルー きみは大丈夫』©2024 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

ハリウッドの新進気鋭クリエイター、ジョン・クラシンスキーが贈る最新作、“子供にしか見えない存在”ブルーと少女の物語を描く『ブルー きみは大丈夫』が、6月14日(金)より公開される。5月14日(日本時間)には、本作の「NYプレミア」が開催され、ジョン・クラシンスキー監督とライアン・レイノルズをはじめ、豪華キャスト&スタッフが大集結した。

もふもふ“ブルー”と少女の秘密の物語

本作の主演は、「デッドプール」シリーズや、『フリー・ガイ』(21)をはじめ、キレキレのユーモア溢れるキャラで世界中を虜にしてきたライアン・レイノルズと、「ウォーキング・デッド」シリーズのジュディス役で注目を集めた天才子役ケイリー・フレミング。監督は、「クワイエット・プレイス」シリーズで今までにない新たなジャンルを切り開いたジョン・クラシンスキーが担当。スティーヴ・カレル、マット・デイモンやエミリー・ブラントをはじめ豪華な俳優陣が、声優として集結したことも話題を集めている。

「NYプレミア」に豪華キャストが大集結!

大勢のメディアやファンの熱気に包まれる中、本作の物語の中心となる“空想の友達”ブルーと同じ、パープルブルーの色をしたもふもふカーペットにクラシンスキー監督と共に登場したのは、ハリウッド女優であり実生活では妻でもあるエミリー・ブラント。エミリーは本作でたくさん登場する個性豊かな“空想の友達”のなかでもユニコーンのユニの声優を務めており、ユニを思わせる幻想的かつ華やかなピンクのドレス姿を披露した。

エミリーをエスコートしながらもふもふカーペットを進むクラシンスキー監督は、彼のイマジネーションを支えるこれまでの映画体験に『となりのトトロ』などの宮崎駿作品も含まれていることを明かしているが、本作への影響について「誰もが宮崎作品には影響されています。今この業界で働いていて彼の作品を知らない人なんていないと思う。最高峰の作家です」と語り、「彼は作品を我が子のように手塩にかけている。そしてその作品は本当に心に響くんです。僕もそんな作品を作りたくて。(今はまだ)遠く及ばないけど」と傷ついた少女と不思議な生き物の交流をテーマに、夢と感動を描く本作へ込めた熱い想い明かした。

そして、黄色のジャケットをまとい軽やかに登場したライアン・レイノルズは、日本のファンに向けて「どんな文化でどこの出身でも子供の自分を思い起こすと、見るもの全てや、やること全てが純粋で新鮮だった。大人は誰もがその子(子供のころの“空想の友達”)ともう一度会いたいと思う。日本の方々もその部分が響くといいな」とコメント。本作で初主演を務めるケイリー・フレミングは「光栄です。愛と感謝で胸がいっぱい。信じられない。こうやって話すことで消化している感じです。でも言葉が見つからない」と豪華キャストが集結したプレミアを迎えて、あふれ出る喜びを伝えた。

子どもにしか見えない不思議な存在である“もふもふ”のブル―の声を務めるスティーヴ・カレルもフォーマルなスーツスタイルで登場。他にも、“空想の友達”たちの声優を務める、マット・デイモン、ブラッドリー・クーパー、オークワフィナらが姿をみせ、豪華キャストとスタッフ陣一堂に会した。

キャストたちは熱烈な声援に応えながら、写真撮影や声援に応じるなどファンサービス。会場にはもふもふブルーの着ぐるみも駆けつけて、プレミア会場をその笑顔ともふもふで優しく包み込んだ。

『ブルー きみは大丈夫』は6月14日(金)より公開

© ディスカバリー・ジャパン株式会社