「ペリー提督のご縁で交流が続いている」開国きっかけの地で「黒船祭」開幕 ペリー提督やハリス総領事の子孫も参加=静岡・下田市

幕末にペリー提督が来航し、開国きっかけの地となった静岡県下田市で、世界平和や国際親善を願う「黒船祭」が5月17日、開幕しました。

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85回目を迎える「黒船祭」は、ペリー提督率いるアメリカ海軍が下田に来航したことを記念する日米友好イベントで、地域最大の祭りです。

2024年は下田開港170周年の記念開催で、アメリカからペリー提督とハリス初代駐日米国総領事の子孫などを招いています。

初日の17日は、下田港に設けられたペリー艦隊来航記念碑への献花式が行われました。

<米・ニューポート市 ザイ・カムシヴォラヴォン市長>
「ペリー提督のご縁で、こうやって交流が続いていることを喜んでおります。ここへお招きいただいてありがとうございました」

ペリー提督の子孫マシュー・ペリーさんは、日米友好の証として、下田市にアメリカ国旗を贈りました。

18日には、中心市街地でパレードが行われます。

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