やってはいけない!じつは意味がない片づけアクション3選

なにげなくやりがちだけど、じつは意味がない、ときには逆効果になってしまう片づけアクションをご紹介。

教えてくれたのは、アクティア株式会社が提供する家事代行サービス「カジタク」に所属し、年間約500件のお仕事依頼をこなしているお掃除のプロフェッショナル、西田美保さんです。

NG1.収納グッズの先買い

片づけを始めるなら「まずは収納グッズが必要!」と、頭の中でイメージしたグッズを購入してしまいがちですが、これはNG。まずやるべきは、いるものといらないものの整理から。これができていない状態で収納グッズを買うと、数やサイズが合わず、せっかく買ったものがむだになってしまう危険性があるのです。

家にあるものの量を把握して何を入れるのかを先に決めてから収納グッズを購入すれば、片づけやすくスッキリとしたお部屋を保つことができるでしょう。

NG2.ピッタリ収納してしまう

kazoka30/gettyimages

収納スペースにピッタリものが収まるのは気持ちいいですよね。でも、ピッタリ収納はものを出し入れするときの動作回数が増えがちで、使い終わって元の位置にもどすのも手間です。その結果、「出したらもどす」の行動が面倒になってしまって、部屋のゴチャつきの原因になってしまうことも。

片づけやすくするために大事なのは、余白をつくること。片づけは、ものの整理と物量を把握することが大切な作業になります。収納スペースに対して8割収納をめざしましょう!

NG3.広いスペースから片づけ始めてしまう

長時間過ごすリビングから片づけを開始したいところですが、広いスペースの片づけには時間と体力が必要になりますので、途中で片づけが嫌になる場合があります。

洗面所、下駄箱などの比較的小さなスペースから計画的に始めて、片づけに慣れていきましょう。リビングほど時間がかからず、スッキリ片づいたときには少し自信がつき、広いスペースも意欲的に取り組むことができるでしょう。

片づけは、時間と気持ちに余裕があるときに楽しみながらコツコツやることをおすすめします。

■教えてくれたのは・・・西田美保さん
アクティア株式会社が提供する家事代行サービス「カジタク」に所属し、年間約500件のお客さま宅で、定期家事代行サービスを提供。これまでに延べ1,500件のサービスに従事している。現場で培った家事代行・整理収納サービスの経験を活かし、新人スタッフの教育・研修トレーナーも担当。

協力・・・

カジタク

家事の宅配「カジタク」。安心のイオングループとして、家事代行以外にも、プロの整理収納プラン「片付け名人」や、日頃お掃除できないところをプロにお任せする「ハウスクリーニング」など、これまで約70万件の家事サービスを提供。「カジタク」はアクティア株式会社が提供する家事代行サービスのブランドです。

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