「カキいかだで作業していた船が転覆している」宮島口沖でカキ船が転覆 乗っていた船長ら3人にけがなし

広島県の宮島口沖で18日、かき船が転覆する事故がありました。乗船していた3人にけがはないということです。

18日午前7時40分ごろ、「宮島競艇場沖カキいかだで作業していたかき船が転覆していたので、乗船者3人を救助して、宮島沖につけている」と漁協職員から118番通報がありました。

広島海上保安本部によりますと、この船は午前7時ごろから、廿日市市の宮島口フェリー桟橋から東680メートルのところで作業していました。同7時半ごろにカキの吊り上げ作業をしていたところ、予想以上に身入りがよく重量がかかったため、ワイヤーの巻き取りを止めたが間に合わず転覆したということです。

船は、長さ14.86メートル、総トン数は14トンで、船長ら3人が乗っていましたが、近くにいた僚船に救助されました。けがなどはないということです。

海上保安本部が詳しい事故原因を調査しています。

※画像提供:広島海上保安本部

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