平野紫耀&目黒蓮、広告業界が注目する二大タレントに! 「めめ売れ」「平野売れ」の爆発力

Snow Manの目黒蓮が、旧ジャニーズへの逆風にもめげずに「20億円規模」の経済効果を生み出していると報じられた。同じく爆売れ現象を巻き起こしているNumber_iの平野紫耀に匹敵するレベルで、広告業界では「めめ売れVS平野売れ」のバトルに熱い視線が集まっている。

目黒の経済効果については、発売中の「女性自身」(光文社)が「目黒蓮〝めめ売れ〟20億円CM王」と題して報道。記事によると、目黒が今春からCMに起用されたキリンビールの新ビールブランド「晴れ風」は発売から1週間で販売数量100万ケースを突破。過去10年で最速のペースで、すでに年間目標の4分の1近くを販売したことになるが、これには目黒ファンの購買力の高さが影響しているようだ。

目黒はキリンの「午後の紅茶」のCMにも出演しているが、こちらもCMが始まった2023年6月から同12月にかけての売上が前年同月比5%増に。そのほかにも、目黒はイタリアの高級ブランド「FENDI」のジャパンメンズブランドアンバサダーを務めているが、愛用していると公言した9万円以上の財布をファンがこぞって買い求め、品切れになる現象なども起きている。

アンバサダー就任以前から、目黒が身に着けているブランド品などが売り切れる現象は頻発しており、目黒の愛称「めめ」からとって「めめ売れ」などと呼ばれている。

目黒を広告に起用している「コーセーコスメポート」のヘアケアブランド「ジュレーム」なども順調に売上が伸びているといい、記事では専門家が「(Snow ManとしてのCM出演やアンバサダー契約を含め)目黒さんは現時点で20億円ほどの経済効果を生み出している」と算出している。

そんな「めめ売れ」に勝るとも劣らない勢いなのが、元King & Princeで現在はTOBE所属のダンスボーカルグループ「Number_i」のメンバーとして活動する平野紫耀の「平野売れ」だ。

平野は2月にTOBEへの移籍後初のCM契約となる「サントリージン翠」の広告に起用されると、同商品の出荷数が2月5日から18日までの2週間で対前年比約230%に爆増。早くも国産ジン市場をけん引する商品になりそうな気配になっている。

1月にイヴ・サンローラン・ボーテ(YSL)のアジアアンバサダーに就任した時は、発表直後に平野がCMを担当したリップなどを買い求めるために表参道のYSL旗艦店に女性たちの長い行列ができ、ECサイトでは当該商品の売上が正午までで前日比約540倍になった。目黒と同じく、平野が身に着けていたブランド品などが品切れになる現象もたびたび起こっており、20万円超えのルイ・ヴィトンの商品が売り切れたという話もある。

さらに、平野がかぶっていたキャップを多くのファンがほしがったものの、すでに販売が終了した商品だったということがあった。メーカーにファンからの再販の要望が大量にあり、それに応えて同じデザインのものが再販売されるという事態も起きた。

目黒は旧ジャニーズへの風当たりがいまだ強いという逆境にあり、平野も1月にグループがデビューしたばかりでまだ足下が固まっていない。だが、そうした不安定な状況を感じさせないほど両者ともに熱烈な支持を集めており、ファンの熱量の高さが驚異的な爆売れ現象につながっている。

「めめ売れ」も「平野売れ」も甲乙つけがたく、どちらも世知辛い話題が続いている業界内で珍しい景気のよさで、その影響力の大きさに広告業界が熱視線を送っている。今後もCMのオファーが両者に集中しそうで、旧ジャニーズタレントの受け皿となったSTARTO ENTERTAINMENTは目黒が、TOBEは平野が中心になり、盛り上げていくことになりそうだ。

© 株式会社サイゾー