苦手・大谷翔平に13号被弾で嘆き「彼はただただ非常に危険だ」 敵地で解説された“脅威”の状態

レッズ戦で13号2ランを放つドジャースの大谷翔平【写真:Getty Images】

大谷が13号でメジャー最多タイに

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地レッズ戦に「2番・DH」で先発。メジャー最多に並ぶ13号2ランを放った。逆方向への一発。敵地実況席も「ただただ危険な打者」などとデータとともに注目していた。

3回1死一塁の第2打席。得意としている相手先発モンタスが投じた初球だった。外角の投球を逆らわずに左翼へはじき返し、13号2ランとした。打球速度104.5マイル(約168.2キロ)、368フィート(約112.1メートル)の一発だった。モンタスからは通算5本目の一発だ。

レッズ側の米オハイオ州地元放送局「バリー・スポーツ・シンシナティ」の中継では、実況を務めたジョン・サダック氏が「大きく逆方向に放った! 入った! ファンによってキャッチされました」と叫び、「彼は本当に危険だ。どの球場でも、どんなスポットでもね」と大谷の打棒を嘆きつつも称賛した。

解説を務めたクリス・ウェルシュ氏も、大谷のデータを見つつ「オオタニの反対方向への本塁打は、ただただ彼が非常に危険な打者だということを完全に示しています」と、レフト方向への一発が出る状態は脅威であるとした。

この日の試合前には、ロサンゼルス市が5月17日を「大谷翔平の日」に制定するという名誉が発表された。スーツ姿で市議会から認定証を受け取っていた大谷。自ら祝う13号でメジャー最多に並び、年間44発ペースになった。

THE ANSWER編集部

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